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2021/12/07
その鍵の不具合は寿命かも!鍵の種類別の交換時期
こんにちは、カナイ ファインセキュアです。
突然ですが、みなさんは鍵にも寿命があることをご存じでしょうか?
鍵は一度取り付ければ一生使えるようなイメージがあるかと思いますが、例外なく鍵にも寿命があります。
今回は鍵の寿命のお話しと交換時期についてお話しします。
目次
- ○ 不具合が出たら鍵の寿命を考えましょう
- ・一般錠
- ・電気錠
- ○ 定期的なお手入れとは?
- ・一般錠
- ・電気錠
- ○ あなたのお家の鍵は設置して何年ですか?
不具合が出たら鍵の寿命を考えましょう
鍵にも寿命があるということは、放置しておくといつか急に使えなくなってしまう日がくる、ということです。
鍵の寿命も電化製品などと同じように、ところどころ不具合が出てきて、ある日使えなくなる、ということが多いです。
それは普段私たちが良く使用する、鍵をさして開けるタイプのシリンダーや電気錠のような大きなシステムにも言えることです。
鍵の不具合がでた場合は放置せずに対処することが大切です。
ここからは鍵の種類別に症状や対処法をご紹介します。
一般錠
鍵をさして開けるタイプの一般錠の耐用年数は10年と言われています。
これは日本ロック工業会が「錠の耐用年数についてのガイドライン (平成24年7月版)」にて、メーカーの製品保証とは異なり、適切な保守・点検で、安全上、
支障なく使用できる期間として定めています。
(正常に使用できることを保証するものではありません)
しかし、この10年という数字もあくまで目安であり、鍵を使用する回数や設置の環境によって変わってきます。
「鍵が回しづらくなった」「鍵がひっかかるようになった」などの不具合の症状が頻発するようであれば、鍵の交換を考えましょう。
また、問題なく10年以上使用できている場合でも、錠前の内部で不具合が起きている場合もございます。
10年という区切りを目安に鍵の交換を検討されることをおすすめいたします。
電気錠
電気で動く電気錠については、同じく日本ロック工業会が「錠の耐用年数についてのガイドライン (平成24年7月版)」にて、耐用年数を7年としています。
これは一般錠よりも短くなりますので注意が必要です。
電気錠は一般錠に起こりうる不具合に加えて、精密機器を使用することによる経年劣化等も考慮されて、7年という期間が定められています。
特に一般錠に比べて簡単に交換できるものではありませんので、計画的に準備を進める必要があります。
急に動かなくなってしまってからでは、対応が難しくなってしまいます。
(例えば集合住宅は管理組合での確認・承諾が必要になってくるでしょう)
耐用年数と設置年数を把握して交換の計画を立てていく必要があります。
定期的なお手入れとは?
ここまで鍵の耐用年数についてご紹介してきました。
この耐用年数ですが、日本ロック工業会の定めによると「製品の基本性能を保守・点検により維持できる」ことが条件されています。
保守・点検を行わなかった場合は耐用年数を大幅に下回る期間で不具合が出てくる可能性があります。
では具体的に保守・点検とはどのようなことを行えば良いのでしょうか?
こちらを簡単にご説明していきます。
一般錠
一般錠については、定期的(半年に一度程度)な鍵穴のお掃除をおすすめいたします。
鍵穴にも埃やチリがたくさん溜まってきますので、取り除きと潤滑剤によるお掃除を行うようにしましょう。
【お掃除方法の詳しい説明はこちら】
>> 【店舗】鍵が最近回しづらい・・・。そんな時は。
>> 【店舗】鍵穴お掃除にCRCスプレーを使ってしまった時の対処法
なお、お掃除の際はCRCスプレー/クレ556は使わないでください。
また、「回りにくい」などの症状が出たら放置せずにお近くの鍵屋さんに相談し、プロによるメンテナンスを受けると良いでしょう。
電気錠
電気錠については1年に1回程度のプロによる点検を推奨しています。
配線部分等は一般の方ではなかなかわかりにくい点が多いと思いますので、取り付けた業者にご相談されてみることをおすすめいたします。
また、日本ロック工業会と日本ロックセキュリティ協同組合が共同で錠の保守点検制度を行っており、保守点検申込者を対象に全国の日本ロックセキュリティ協同組合加盟店が定期的に現地を訪問し保守点検を行っています。
(当社も加盟店です!)
電気錠についても、一般錠と同様に不具合を放置せず、おかしいなと思った段階で鍵屋さんに相談しましょう。
あなたのお家の鍵は設置して何年ですか?
いかがでしたでしょうか?
今、ご自分のお家の鍵が設置されて何年目なのかすぐにわかりますか?
ぜひこの機会に設置してどのくらいたっているのか調べてみると良いかと思います。
また、「鍵が回しづらくなった」「鍵がひっかかるようになった」「電気錠の状態がおかしい」などの不具合症状が出ている場合は、鍵・錠前交換のサインです。
もしこのような症状が出ていたら、当社までご相談ください。
鍵のプロがお伺いしてメンテナンス・交換のご案内をさせていただきます。
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