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2022/02/09

【よくあるお問い合わせ】アルコール消毒後にドアノブやハンドルを触っても大丈夫?影響のある製品や対策をご紹介

こんにちは、赤坂防犯専門店のカナイファインセキュアです。

新型コロナウィルスの流行によって、日常的にアルコール消毒をする機会が増えてきました。これまでになかった新しい生活様式かと思います。

そんな中、アルコール消毒後にすぐにドアノブやレバーハンドルを触ってしまってよいのか、という疑問をよくお伺いします。
今回はアルコールとドアノブ・レバーハンドルについてお話しいたします。

目次

取手をアルコール消毒したら壊れた?

2021年1月、国民生活センターは「トイレのドアノブをアルコール消毒していたところ、ひびや亀裂が生じ、破損した。破損した原因を調べてほしい。」という依頼に、下記のように回答を発表しています。

--
「苦情品は、消毒の際に付着したアルコール(エタノール溶液)によって、ソルベントクラックを生じたものと考えられた。なお、苦情同型品の取扱説明書には、清掃時の取り扱いに関して、「アルコール類(中略)は絶対に使用しないで下さい。クラックや破損の原因になり、手を傷つける恐れがあります。」との表示があった。」
国民生活センター 商品テスト結果概要 ドアノブ より
https://www.kokusen.go.jp/kujo/data/k-20210122_11.html

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このように、ドアノブがアルコールによって破損する場合があることが報告されています。
私たちは日頃からアルコール消毒をしてから屋内に入ることが習慣になっていますが、アルコールがついた手でドアノブやレバーハンドルに触っても大丈夫なのでしょうか?気になる方も多いかと思います。

錠前メーカーMIWAロックの見解

当社もサービス代行店として活動している国内最大手の錠前メーカーMIWAロックは、アルコール消毒後のハンドル操作についてお知らせを掲載しています。
https://www.miwa-lock.co.jp/info/?p=747

MIWAロックとしては、手や指のアルコール消毒をした後、十分にアルコール消毒液を揮発させてからの操作をおすすめしています。製品表面にアルコール消毒液が残留すると、製品の材質や状態等によっては劣化が促進する恐れがあるとのことで、こまめな水拭きでのお手入れを推奨しています。
さらに、MIWAロック製品の各素材については下記のように案内されています。

--
「〇ステンレス製品
手指にアルコール消毒液が残った状態でハンドルやサムターンを操作した場合でも、劣化する心配はございません。

〇塗装製品
塗膜が健全な状態であれば少量のアルコール消毒液が付着しても直ちに劣化する心配はございません。
※塗装製品は塗膜に傷などがあると損傷部より劣化する場合があります。
また、塗膜は使用環境・経年によって徐々に劣化します。アルコール消毒液の付着により劣化が促進する恐れがありますのでご注意ください。

〇樹脂素地製品(非塗装製品)や木製ハンドル製品
アルコール消毒液により劣化する恐れがありますので、アルコール消毒液を十分揮発させてから操作してください。」

アルコール消毒後のハンドル等の操作について より
https://www.miwa-lock.co.jp/info/?p=747

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あくまでもMIWAロック製品についての案内となりますが、素材によってはアルコール消毒後すぐにハンドル等に触れると劣化の原因になる可能性があることが書かれています。揮発するまで待つことが好ましいですが、出入口で待つことになり、なかなか難しいかと思います。そこで、消毒した指で触れずにドアを開けられる商品をご紹介します。

【対策案】ドアを肘・足で開けられる製品を設置する

まずは指で握ることなく、ドアを開閉できる商品をご紹介します。
当社では、足で開ける「フットハンドル」などの製品を取り扱っております。

また、レバーハンドルに取り付ける接触感染対策シートなどもございます。



どれも安価に後付けできる製品ですので、手始めに使ってみるのも良いかと思います。

【対策案】非接触タイプのドアに変更する

足や肘も使わない非接触のシステムへの変更はかなり人気になってきています。
生体認証と非接触解錠装置などを組み合わせることで、認証→扉の開閉を非接触で行うことができます。

新型コロナウィルス流行前は、生体認証といえば「指紋認証」が人気で普及していましたが、現在は極力接触を避けるための「顔認証」が人気となっています。
「顔認証」が人気になってきたことにより、高精度を保ちながら安価な商品も増えてきました。マスク越しでもきちんと認証できたり、双子でもしっかり識別するなど、日々進化しています。

そのような商品を組み合わせて当社の出入口も非接触化を実現しました。



【室外側】




【室内側】




元々、非接触のドアではありませんでしたが、製品を組み合わせることで、通常よりも安価に非接触ドアを実現することができました。
ご興味のあるかたはぜひお問い合わせください。ご要望に合わせて製品のご紹介、ご提案をさせていただきます。

まとめ

新型コロナウィルスの流行から2年ほど経過し、アルコール消毒などあらたな生活様式が確立してきました。
日常的に使用するドアのレバーハンドルやドアノブは、多数が触るため、感染経路としても特に注意が必要な箇所です。
まだまだ、新型コロナウィルス流行は予断を許さない状況です。
自分の身を守るためにしっかりとアルコール消毒を行うとともに、ドアノブやレバーハンドルの手入れはしっかりと製品の注意を確認した上で行うようにしましょう。

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