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2025/01/29

【店舗】塗料選びのコツ!水性塗料と油性塗料の違いとおすすめの使い方

こんにちは 金物・鍵・防犯専門店 株式会社 カナイ ファインセキュア 店舗スタッフです。

赤坂にあります弊社店舗では、近隣の飲食店舗のリフォームや、ご自宅でのDIYなどの用途で塗料をお買い求めいただくことが多くあります。
そこで、今回は店頭でよくご質問をいただく内容についてお答えしていきます。

目次

水性塗料と油性塗料の違い・使い分け

「水性塗料」と聞くと、水性ペンのように水に弱く滲んでしまうイメージを持つ方が多いようで、「水に弱いんですよね?」といったご質問をよくいただきます。

しかし、塗料における水性・油性の違いとは、顔料を溶かしている“溶剤”の違いであり、塗料自体の耐性のことではありません。

◎「水性塗料」=溶剤が水
◎「油性塗料」=溶剤がシンナーなどの有機溶剤


水性塗料なら塗られた塗料から「水」が蒸発、油性塗料なら「有機溶剤」が揮発することによって、顔料・樹脂・添加物が残り、これらの残った成分で塗膜が形成する点で、メカニズム的にはどちらも同じです。
水性塗料もしっかり乾いて塗膜が硬化していれば、雨などで濡れても流れ落ちる心配はありません。

水性塗料と油性塗料の特徴を比較

では、水性塗料と油性塗料にはどのような違いがあるのでしょうか? まずはそれぞれの特徴を具体的に比較していきましょう。

水性塗料の特徴

🌟 メリット
においが少ない:水ベースのため、ペンキ特有のシンナー臭がしません。作業者にも周囲にも優しく、臭いを気にせず使用できます。
人と環境にやさしい:VOC(揮発性有機化合物)の発生が極めて低く、光化学スモッグやシックハウス症候群の原因となりません。環境にも体にも優しいです。
扱いやすい:使用後の道具類を水道水で簡単に洗浄でき、油性塗料のように揮発性の有機溶剤を含まないため、引火の危険も少なく、保管時も安心です。

⚠️デメリット
乾くのに時間が必要:水分が蒸発して乾くため、気温が低い時期や梅雨時期などでは乾燥に時間がかかります。
密着性が油性には劣る:水性塗料は油性塗料に比べて密着性が劣り、特に金属部分には適していません。金属面の塗装には油性塗料の方が安定した結果が得られます。

油性塗料の特徴

🌟メリット
仕上がりが美しい:一度塗りでもムラができにくく、ツヤのある美しい仕上がりになります。
密着性が高い:水性塗料に比べて強固に付着し、長期的な耐久性があり、金属面などにも使用できます。
乾くのが早い:有機溶剤が速く蒸発するため、乾燥時間が短く、湿気や雨の影響を受けにくいです。

⚠️デメリット
においが強い:特有のシンナー臭が強く、吸い込むことで健康に影響が出る可能性があります。特にお子様や体調に気をつけている方がいる場合は、使用場所に配慮が必要です。
扱いに注意が必要:使用後の刷毛の洗浄には専用のうすめ液が必要で、引火性が高いため火気に注意し、保管時の取り扱いにも気を付けなければなりません。

塗装面に合わせた塗料の選び方

具体的な水性塗料と油性塗料のメリット・デメリットがわかったところで、実際にどのような場面で使うと効果的か見ていきましょう。

室内や道具管理が重要な方には水性塗料がおすすめ

塗装面が室内の箇所であれば、臭いが少ない水性塗料がおすすめです。また、道具の管理をできるだけ簡単にしたいという方にも、水性塗料が適しています。水性塗料は引火性が少なく、使用後に道具を水洗いできるため、手軽に使えます。

冬場や湿気の高い季節、金属面には油性塗料が効果的

気温の低い冬場や湿度の高い梅雨の時期などは、乾きが速い油性塗料がおすすめです。また、金属面や屋外で直射日光や風雨に晒される場所には、密着性が高く耐久性に優れる油性塗料が適しています。

水性塗料と油性塗料の価格と品質の違い

以前は油性塗料の方が品質が高いとされ、価格も高額でしたが、現在では環境に優しい水性塗料の開発が進んでおり、品質が大幅に向上しています。価格に関しても、ほとんど差がないため、どちらを選んでもコストパフォーマンスに優れています。

また、シリコンやフッ素を使用して密着力や耐久性を高めた水性塗料も販売されており、選択肢が増えています。水性塗料の選択肢が多い場合は、それぞれの製品特性を比較して選ぶのが良いでしょう。


最適な塗料選びのポイント

水性塗料・油性塗料にはそれぞれ異なる特性があります。どちらかが優れているわけではなく、それぞれのメリットとデメリットを理解した上で、使用する場所や環境に応じて選ぶことが重要です。

当店で扱っている商品は、水性・油性同じ容量で同価格です。(2025年1月時点)
もし迷った場合は、いつでも店頭スタッフにご相談ください。ご来店をお待ちしております。

※外壁など広範囲に及ぶ場所の場合、壁の素材や劣化状況により塗装剤の種類や下地材の有無など、総合的な判断が必要です。外壁塗装業者さんなど、必ず専門家にご相談ください。

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