こんにちは、赤坂の鍵・防犯専門店 カナイ ファインセキュア 営業第一部です。

鍵管理の手間を減らしたい――そんなご要望にお応えし、市スポーツ課様の依頼で、テニスコートや野球場など複数のスポーツ施設にリモートロック内臓のキーボックスを設置しました。

職員が鍵の受け渡しに立ち会う必要がなくなり、効率的な運営が可能となります。

この記事では、設置のプロセスや技術的な工夫を詳しく解説しながら、当社が得意とする特殊な環境での施工事例をご紹介します。

目次

• ○  施工内容とポイント
• ・テニスコートのネットへの設置
• ・街灯ポールにキーボックスを左右に設置
• ・街灯ポールにキーボックスを上下に設置
• ○  鍵管理効率化のポイント
• ○  導入後のメリット
• ○  まとめ：特殊な鍵管理の課題にも対応する技術力

施工内容とポイント

テニスコートのネットへの設置

• 課題：テニスコートの鍵管理をネット近くで行いたいとのご要望がありましたが、壁がなく、設置が難しい状況でした。
• 解決方法：ネットに取り付けるための専用アダプターを作成し、ネットに直接設置を実現しました。裏面から取り外されないよう特殊部品を採用しています。
• プロセス：
　　1. 専用パーツをカスタム作成し、ネットの損傷を防ぐ工夫を施しました。
　　2. 3人がかりで取り付け作業を行い、ネットの揺れにも耐えられるよう調整しました。
　　3. 設置後には利用者が簡単に鍵を受け取れる高さに位置を設定しました。
• 写真：

街灯ポールにキーボックスを左右に設置

• 課題：1本の街灯ポールに、左右対称で2台のキーボックスを取り付けて鍵管理を効率化したいというご要望でした。
• 解決方法：3Dプリンターを活用し、ポール用の特製アダプターを作成しました。
• プロセス：
　　　1. アダプターをポールに固定。
　　　2. ベルトでキーボックスを設置し、左右のバランスを調整。
　　　3. 上下の取り付け穴を揃えるために、微調整を繰り返しました。
• 苦労した点：2台を均等に配置するための精密な調整が必要でしたが、最終的には安定した設置を実現しました。
• 写真：

街灯ポールにキーボックスを上下に設置

• 課題：ポールの直径が想定より細く、通常のアダプターでは固定が難しい状況でした。
• 解決方法：ステンレス製のアダプターを特注し、さらにポールにゴムを貼り付けて滑り止めを追加することで対応しました。
• プロセス：
　　　1. ポールにゴムを両面テープで貼り付け、滑り止め効果を強化。
　　　2. ベルトを使用し、アダプターを固定した上でキーボックスを取り付け。
　　　3. 細いポールにも安定して設置できるよう工夫しました。
• 写真：

鍵管理効率化のポイント

今回の施工では、従来の壁面設置に加え、以下のような特殊な設置方法を採用しました。
• テニスコートのネットに設置：ネットに直接取り付けることで、現場での鍵管理を簡単に。
• ポールに左右対称・上下に設置：利用者がスムーズに鍵を受け取れるよう、現場環境に合わせた設置方法をカスタマイズ。
• 特製アダプターの活用：3Dプリンターやステンレス製パーツを使い、独自の解決策を提供しました。

これらの方法により、『こんな場所にキーボックスが？』と思うような場所にも、確実な鍵管理を実現します。

※ネットワーク整備は、別途お客様で手配した業者様にて担当しました

導入後のメリット

今回設置したリモートロック式キーボックスにより、鍵の受け渡しに職員の立ち会いが不要になり、以下のメリットが得られました。
1. 鍵管理の効率化：職員の業務負担が軽減され、利用者もスムーズに施設を使用可能。
2. 運営コストの削減：鍵の受け渡しに必要な人件費や時間を大幅に削減。
3. 利用者満足度の向上：予約から鍵の受け渡しまでを非接触で行えるため、利便性が向上しました。

まとめ：特殊な鍵管理の課題にも対応する技術力

今回の施工では、壁がない場所や特殊な環境に対応し、ネットやポールといった従来の設置が難しい場所にも対応しました。当社では、リモートロックの鍵管理システムを活用し、お客様の多様なご要望にお応えします。『こんなところに設置できるの？』という疑問がありましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください！

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