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2020/09/29
多様化する犯罪手口~④カム送り~
今日、侵入犯罪手口も多様化しており、それに対抗するための防犯対策も多様化しています。一昔前には有効だった防犯対策が今では意味をなさない場合もあります。日々、防犯意識を高め、新しい情報を入手していくことが重要です。
今回は「カム送り」についてご紹介します。
目次
- ○ カム送りとは
- ○ カム送りの対策
- ○ 一度自宅の鍵を確認してみよう!
カム送りとは
カム送りはバイパス解錠とも呼ばれ、シリンダーの周りの部品が浮いて出来た隙間から、針金状の工具を差し込み、シリンダーを触らずに不正解錠する手口のことです。
カム送りは、2002年にピッキング・サムターン回しに次ぐ手口として警察庁より公表されました。その際には、この手口に該当する一部の錠前が警視庁より公表されています。
日本ロックセキュリティ協同組合 知っているようで知らない犯罪の手口
カム送りの対策
カム送りの対策としては、シリンダーの周りに隙間が出来ないようにリングをはめるか、狙われている錠前内部の隙間を埋める部品を装着する事があげられます。可能な限りシリンダーと扉の隙間を作らないことが重要になってきます。
また、カム送りできるシリンダーの種類が限られており、その製品もすでに公開されています(機種名の刻印の下に下線のあるものは既に対策品としてメーカーより出荷されています)。古い鍵をお使いの場合は、一度ご確認されることをお勧めします。
一度自宅の鍵を確認してみよう!
侵入の手口は様々であり、新たな手口が出てくることもあります。対策を講じるためにも、どのような鍵がついているのか現状をしっかり把握することが大事になってきます。まずは玄関の鍵を調べてみましょう!
調べ方がわからない、どんな鍵が安全かわからない等、お困りごとがございましたら、ぜひ当社にご相談ください。
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