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2025/11/06
【店舗】お昼休みが勝負〜赤坂の合鍵屋さんの不思議な1日
こんにちは、赤坂の鍵・防犯専門店 カナイ ファインセキュア 店舗スタッフです。
店頭で働いていると、面白いパターンに気づくことがあります。
「あれ、また同じ鍵だ…」
お昼休み、港区赤坂のオフィス街。ランチに向かう人の波に混じって、合鍵を手にした人たちが次々と来店します。
「お昼休みの間に済ませたくて」
「会社から近いので」
合鍵を作っていると、不思議なことが起こります。ある特定の鍵の依頼が来ると、なぜかその後はその鍵が続く。印鑑の注文が入ると、なぜか合鍵の依頼も続く…
赤坂という立地だからこそ見えてくる、合鍵屋さんの1日のリズムをご紹介します。

目次
- ○ お昼過ぎが"ゴールデンタイム"
- ○ 「10本超えたら、今日は多くなる予感」
- ○ 謎のシンクロ現象「同じ鍵が続く日」
- ○ 鍵も印鑑も続く法則
- ○ 水曜日と雨の日は静かな合図
- ○ 引っ越しシーズンの"読めない波"
- ○ 毎日が違う、だから面白い
お昼過ぎが"ゴールデンタイム"
12時を過ぎると、店内の空気が変わります。
それまで静かだった店内に、スーツ姿のビジネスパーソンが次々と訪れます。手には合鍵にしたい元鍵。そして、ちらちらと時計を気にする様子。
「何分くらいかかりますか?」
「13時までに戻らないといけなくて…」
オフィス街・赤坂ならではの光景です。お昼休みの限られた時間を使って、効率よく用事を済ませたい。ランチのついでに、銀行のついでに、郵便局のついでに。合鍵もその「ついで」のひとつなのです。
この時間帯、スタッフは集中モードに入ります。待っているお客様の時計を意識しながら、でも精度は落とさずに。それが、オフィス街の合鍵屋としての腕の見せどころです。
「10本超えたら、今日は多くなる予感」
「今日は多くなりそうだね」
スタッフ同士でそう声をかけ合うのは、合計で10本を超えたあたりから。
昨日はスタッフ3名で36本の記録が出ました。
1本1本は数分の作業でも、お昼時に集中すると、気がつけば手が止まらない状態に。
次のお客様、また次のお客様。黙々と削り続けるモードに入ります。
そんな忙しい日の救世主が、店長の差し入れです。
「お疲れさま、これでも食べて」
ちょっとしたお菓子や飲み物。それだけで、また頑張れる。チームワークで乗り切る、赤坂の合鍵屋の日常です。
謎のシンクロ現象「同じ鍵が続く日」

合鍵屋さんをやっていると、不思議な現象に出会います。
「あれ、さっきもこの鍵だったよね?」
ある特定の鍵種の依頼が来ると、なぜかその後も同じ鍵が続く。
同じマンションの住人なのか。
同じメーカーの鍵が流行っているのか。
それとも、ただの偶然なのか。
「今日はこの鍵の日だね」
「また来た!」
スタッフ同士でそんな会話をしながら、少し盛り上がります。偶然にしては出来すぎている。でも、理由は分からない。それが、合鍵屋さんの不思議なあるあるです。
鍵も印鑑も続く法則

もうひとつ、不思議な法則があります。
鍵の依頼が続くと、なぜか印鑑の注文も続く。逆もまた然り。まるで、お客様同士が示し合わせたかのように。
これも、お昼休みの「用事を済ませたい」需要が関係しているのかもしれません。
誰かが「そうだ、合鍵作らなきゃ」と思い立つ時、別の誰かも「印鑑も作っておこう」と思い立つ。
オフィス街という場所柄、そんなタイミングが重なりやすいのかもしれません。
「今日はそういう日なんだな」
忙しさが重なる時、スタッフはそう諦めの境地で受け入れます。でも、どこか楽しそうに。
水曜日と雨の日は静かな合図
逆に、静かな日もあります。
水曜日。
不動産業界の定休日です。
引っ越しや物件関連での合鍵依頼が減るためか、この曜日は比較的落ち着いています。
そして、雨の日。
特に午前中は、のんびりとしたペースです。足元が悪いと、わざわざ外出する人も減るのでしょう。
ただ、「暇すぎて困る」という日は、ほとんどありません。赤坂という立地のおかげで、コンスタントにお客様は来てくださいます。
静かな日は、道具のメンテナンスをしたり、在庫を整理したり。次の忙しい日に備える、大切な時間です。
引っ越しシーズンの"読めない波"
3月から4月。
引っ越しシーズンは、基本的に繁忙期です。
新生活のスタートに合わせて、合鍵の需要が増える。それが毎年のパターン。
でも、今年はちょっと違いました。
「あれ、今年はそうでもないね」
予想していたほど混まなかった。年によって、波があるのです。
転勤や異動の多いオフィス街でも、その年の企業の動きによって需要は変わる。景気や社会情勢も、もしかしたら影響しているのかもしれません。
合鍵屋さんの仕事は、そんな社会の動きを肌で感じられる仕事でもあります。
毎日が違う、だから面白い
赤坂のオフィス街で、今日も合鍵を削っています。
お昼休みの限られた時間に駆け込むお客様。
「またこの鍵だ」と苦笑いするスタッフ。
なぜか続く印鑑の注文。
毎日違うお客様、違う鍵、そして不思議なジンクス。
それが、私たち合鍵屋の日常です。
次回ご来店の際は、もしかしたらお昼時は少し混んでいるかも。
でも、「今日は何本目ですか?」なんて聞いてみてください。意外な答えが返ってくるかもしれません。
お昼休みの合鍵作り、お任せください。
★★★港区、赤坂の鍵交換、防犯対策ならファインセキュアへ★★★




