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2025/07/24

オートロックがあれば安心?意外と知らない盲点と補強ポイント

こんにちは、赤坂の鍵・防犯専門店 カナイ ファインセキュア です。

「このマンション、オートロック付きだから安心ですよ」そんな言葉をきっかけに物件を選んだ、という方も多いのではないでしょうか?

確かにオートロックは、侵入者をシャットアウトするための有効な仕組みのひとつです。しかし、「オートロック=安全」と思い込んで油断してしまうことこそが、実は最大のリスクかもしれません。

今回は、そんなオートロック物件の“盲点”と、玄関まわりを中心とした補強ポイントについて解説します。

目次

オートロックの仕組みとその役割

多くの集合住宅では、エントランス部分にオートロックが設置されており、

・居住者は専用キーや暗証番号、ノンタッチタグなどで解錠
・訪問者はインターホンで呼び出して、居室側から遠隔解錠

という形で、建物の出入りを管理しています。

“部外者を建物内に入れない”ための第一関門としては、非常に有効です。ですが、実際の現場ではこの仕組みをすり抜けてくるケースが少なくありません。

よくある“盲点”と侵入手口

・すれ違い侵入(共連れ)
→ 住人が入るタイミングで後ろからついてくる手口。「荷物を持っている」「親しげに挨拶される」などで、不審に思わずドアを開けてしまうケースも。

・訪問業者を装った開錠要求
→ 「宅配です」「管理会社です」などと名乗り、インターホン越しに解錠してもらう。

・オートロックを抜けた後は無防備な玄関が狙われる
→ 実際の空き巣被害では、オートロックを突破した後の“個別玄関”からの侵入がほとんど。

・裏口や非常階段からの侵入
→ エントランス以外の出入口(通用口、勝手口)が開放状態・無施錠になっていることも。

まずは“玄関を施錠する”ことが最大の防犯

オートロック付き物件にお住まいの方こそ、次のような油断に要注意です:

・「ゴミ出しだけだし、鍵は閉めなくていいか」
・「エントランスにロックがあるから、玄関まで来ないだろう」

しかし、実際の住宅侵入被害の多くは「無施錠」が原因です。警察庁の統計でも、玄関ドアの“無締り”からの侵入が最多という結果が出ています。

たとえ数分の外出でも、必ず玄関の鍵をかけることが、何よりの防犯対策です。

玄関まわりを中心とした補強ポイント

補助錠の取り付け
→ ピッキングやバール破壊に備えるために、1ドア2ロックを推奨。防犯性能が格段に向上します。

防犯サムターン・カバーの導入
→ サムターン回しやドアスコープ越しの不正解錠対策に有効。

インターホンのモニター確認を習慣に
→ 誰か分からない相手にドアを開けない・鍵を解除しない。

ドアクローザー・ドアガードの見直し
→ 在宅中の不正侵入や、扉をこじ開けられるリスクを減らす。

「窓」は今回は対象外?いいえ、こちらも要注意!

本記事では玄関まわりをメインに解説していますが、実は戸締まり忘れの多い「窓」も重要な侵入口のひとつです。

特に1階・2階・非常階段沿いの部屋などでは、窓からの侵入も多数報告されています。

まとめ:安心と過信は紙一重

オートロックはたしかに心強い防犯機能ですが、過信してしまうと逆にリスクを招くこともあります。

・玄関は常に施錠する(ゴミ出し・宅配中でも)
・補助錠や防犯アイテムをプラスする
・物件の構造に応じて裏口や非常階段もチェックする

そんな“小さな見直し”が、あなたの暮らしを大きく守る一歩になります。

🔓 カナイ ファインセキュアでは、オートロック物件における防犯診断や、補助錠・防犯カメラの設置なども承っております。
「今の設備で本当に大丈夫?」と感じたら、ぜひお気軽にご相談ください!



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この記事を書いた人


WEB担当M



カナイのWEBを担当しています。
防犯設備士資格保有。鍵や防犯の記事をお届けします。







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