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2025/07/04
【施工例】賃貸マンションで民泊を始めるために——扉を加工せず、時限キーで解錠!「KEY→Po(キーポ)」導入事例
こんにちは、赤坂の鍵・防犯専門店 カナイ ファインセキュア 営業第一部です。
今回はMIWAロック「KEY→Po(キーポ)」を賃貸マンションに設置した事例をご紹介いたします。
目次
課題とご提案
ラクセスシステム、iELが設置されたマンションのオーナー様より、「民泊として運用するため、予約と連動してゲストに自動でキーを発行したい」とのご相談をいただきました。ただし賃貸物件であるため、ドアや壁への穴あけができない点が課題でした。
そこで当社では、美和ロックが提供するスマートロック連携・非対面キーレス入室サービス『KEY→Po(キーポ)』をご提案。
URL認証型の「時限付きデジタルキー」を発行できるこのサービスで、予約サイトとの連携・非対面チェックイン・物理鍵不要といったご要望に対応しました。
設置の工夫
今回の導入にあたり、以下のような工夫をいたしました。
① ゲートウェイとエントランスプラグの距離
iEL対応のゲートウェイとエントランスプラグの間は、想定より距離があっても正常に認証することが確認できました。
→ これにより、ゲートウェイの設置位置を柔軟に決めることができ、扉周りの配線工事を省略できました。
② インターホンのJAM-A端子を活用
既設のインターホンでJAM-A端子が使用されていたため、JAM-Aをキーポに接続することで連動させました。
→ 既存の設備を活かした施工が可能となり、工事範囲を最小限に。
※キーポ本体にはJAM-A接点コードが付属していないため、別途発注・用意して対応しました。
③ 手動施錠の運用案内
インターホンからの解錠機能が使えないため、退出時はサムターンでの施錠をゲストにご案内しています。
→ 民泊特有の“無人チェックアウト”にも対応した運用です。
施工の様子
まとめ
本事例は、KEY→Po(キーポ)の初導入となる現場でしたが、美和ロック様と連携のうえ、賃貸物件へのスマートロック導入を扉加工することなく低コストで実現することができました。
特に今回採用したKEY→Po(キーポ)は、URL認証によって一時的な「時限キー」を発行できる点が大きな特長です。
民泊予約システムと連動させることで、ゲストごとに滞在時間に応じた専用URLでの非対面チェックインが可能となり、鍵の手渡しや物理的な管理の負担を大幅に軽減できます。
予約システム連携・非対面入室の導入をお考えの方は、URL認証型スマート解錠システム「KEY→Po(キーポ)」の活用をぜひご検討ください。
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