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2024/03/28
【施工例】海外製レバーハンドル交換工事(Yale→CISA/UNION)
こんにちは、赤坂の鍵・防犯専門店 カナイ ファインセキュアです。
今回は、海外製レバーハンドル交換工事のご紹介です。
デザイナーズマンションやハイグレードマンションなどの多くでは海外製の錠前が採用されています。
海外製錠前を指定していることもありますが、ドアごと輸入されているケースやレバーハンドルのデザインが気に入って選んだらカギも同じ海外製になったというケースもあり、意外と多くのマンションで採用されているようです。
国内メーカーよりもデザインの幅が広いので、戸建でも設置されていることが多いようです。
おしゃれなだけでなくかなり長持ちする傾向があり、メンテナンスなしで30年以上ご使用されていた方もいらっしゃいました。
もちろん、欧米と日本では気候が大きく異なりますので環境によっては定期的なメンテナンスが必要なことも多々あります。特に湿気に対しては国内メーカー製よりも弱いように思われます。
弊社ではドイツ・IKON社をはじめとした多数の海外メーカー製錠前を取り扱っておりますが、あいにく直接輸入をしているわけではありません。
輸入商社や販売代理店が取り扱いをやめてしまったり、メーカーによって廃盤となったりして、取り寄せができなくなったメーカー・製品も多数あります。
今回ご依頼いただいたマンションで採用されていたYale(イエール)製の錠前も、取り寄せ不可になってるメーカー製の錠前のひとつです。
レバーハンドルがぐらつくというご連絡をいただき、現地確認にお伺いしたところレバーハンドルの交換が必要な状態にあることが分かりました。
しかし、Yale製品はすべて廃盤となり取り寄せ不可のため交換ができません。
そこで、弊社取り扱いメーカーのうちYale製の錠ケース(本体)とほぼ同寸法のCISA(シーザー)製の錠ケースに交換したうえで、UNION(ユニオン)製のレバーハンドルを設置することで対応することになりました。
メーカーが異なるので全く同じデザインにすることはできませんでしたが、幸いにもよく似たデザインのレバーハンドルもありました。
※レバーハンドルのメーカー・デザインが変更になることは、事前にお客様自身で管理会社・管理組合へ申請し承認いただいています。
丸座(レバーハンドルの根本の丸いプレート)を扉に直接固定する加工や、扉枠側の金物の上下を広げる加工など、全くの無加工での施工とはいきませんでしたが、外観を大きく変えることなく交換することができました。
同じヨーロッパ系の規格で設計されていたため、シリンダー(鍵穴)は交換前と同じものをご使用いただいています。
※扉への加工工事およびその際の音出し工事については、事前にお客様自身で管理会社・管理組合へ申請し承認いただいています。
今回はマンションということもありデザインが似ていて加工の少ないように同じ海外メーカーの錠前で対応しましたが、国内メーカー製の錠前への加工交換も対応しております。
海外製メーカーの錠前の不具合でお困りの方や、経年劣化で交換をご検討中の方は是非ご相談ください。
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