こんにちは、赤坂の鍵・防犯専門店 カナイ ファインセキュア 通販部です。

年度も変わり、4月となりました。新たな環境に変わられた方も多いかと思います。

年度替わりのこの時期は製品の入れ替えも多くなってきます。防犯、セキュリティ関連の製品はずっと変わらず使えると考えがちですが、時代のニーズや新たな機能を追加して日々進化しています。

今回は、大手錠前メーカー美和ロックの直近で生産終了・後継機移行となった製品をご紹介いたします。

経年劣化等により交換が必要な際には参考にしていただければと思います。

目次

• ○  人気電池錠TK4LTは後継の「TK5LT」へ
• ○  引戸用の電気錠AFFは「AFG」へ
• ○  今後の生産終了予定

人気電池錠TK4LTは後継の「TK5LT」へ

当店でも長らく人気製品であった、暗証番号の電池錠「TK4LT」は昨年10月に生産が終了となりました。使うたびに番号の位置が変わる「ランダムテンキー」が好評で幅広く普及している製品でした。



こちらの後継機として昨年販売されたのが「TK5LT」です。"4"の次の"5"ですからわかりやすいですね。

この「TK5LT」最大の特徴は、テンキーだけでなく「カード認証」対応となった点です。テンキー機能はそのままに「テンキーとカード」「テンキーかカード」の認証方法を設定することが可能になりました。
Felica（交通系ICカードなど）やMIFARといったカードが登録でき、おサイフケータイ対応のKEYMOも採用しています。

こちらのシリーズは基本的にオフィスや公共施設での使用を想定しているので、カードでの施解錠はとても便利かと思います。

なお、現在TK4KTが設定されている箇所でも、追加工は必要ですがTK5LTへ交換することが可能です。




※当社でも施工実績がございますので交換でお困りの場合はご相談ください

引戸用の電気錠AFFは「AFG」へ

引戸用の電気錠として広く流通しているのが「AFF」シリーズでした。
住宅玄関から自転車置き場やゴミ置き場、保育園等の施設など、「引戸を自動施錠にしたい時」に設置されている製品です。

「AFF」シリーズも昨年生産終了となり、あらたに「AFG」シリーズとして生まれ変わりました。



後継の「AFG」シリーズでは、本体の防水性能がJIS C0920保護等級3（散水に対して保護されている、防雨形）となり屋外設置が可能となった他、鎌とストライクのクリアランス（隙間、間隔）を変更することで扉と枠のずれに対応できる範囲が拡大されています。

なお「AFG」については、生産終了となったAFFシリーズと同じ切り欠きとなりますので、交換の際は追加工不要で設置できます。

今後の生産終了予定

防犯、セキュリティ製品は今後も機能をアップデートしながら新製品が発表されていきます。

現状、下記製品が生産終了→後継品への移行予定となっています。

①電気錠用2線変換アダプタAD211生産終了→AD311販売予定
➁本締電気錠AL3Mシリーズ生産終了→AL4Mシリーズ販売予定

新製品がお取り扱い可能となりましたら、各通販サイトでも掲載開始していきます。

もし、今回ご紹介しました製品をお使いの場合は故障時などに全く同じ製品が手に入らない可能性がございます。
同等品、後継機で対応できることがほとんどではありますが、交換や故障でお困りの際はぜひご相談ください。

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