こんにちは、カナイファインセキュアです。

新学期も始まり、新たにお子様が学校へ通われているご家庭も多いかと思います。

しかし近年では子供が犯罪に巻き込まれてしまうニュースを見ることが少なくありません。

昔と異なり、地域で見守る大人の目が少なかったり、共働きのご家庭が増えて子供だけでの留守番の機会が増えたりと私たちの生活も変化しています。

そんな中で子供が犯罪に巻き込まれないためにはどのように考えて行動していったらよいでしょうか。

ぜひ一緒に考えてみましょう！

目次

• ○  子供に対する犯罪の発生状況
• ○  子供の防犯対策
• ・犯罪発生状況の情報を入手しましょう
• ・犯罪発生時は通報しましょう
• ・行動範囲を把握しましょう
• ・防犯について学びましょう
• ○  子供が安心して過ごせる地域を目指しましょう

子供に対する犯罪の発生状況

「家庭と防犯　5月号」によれば、東京都内の小学生以下の子供を被害者とする犯罪はここ5年間で200件強となっています。そのうち罪種別では、暴行・傷害がもっとも多く約60%、次いで多いのが性犯罪で29%となっています。発生時間は午後4時が多く、下校時間以降の午後2時～5時に集中する結果に。


「家庭と防犯　5月号」より抜粋

犯罪発生場所も住宅や都市公園、学校など身近な場所がほとんどをしめており、いつもの生活の中で犯罪が起こっていることがわかります。

子供の防犯対策

それでは、子供たちを犯罪から守るためにはどうすればよいでしょうか。防犯対策のポイントをまとめました。

犯罪発生状況の情報を入手しましょう

子供を犯罪から守るためには、まずお住まいの地域の犯罪やつきまとい事案の発生情報を入手できるようにしておきましょう。犯罪発生の情報を持っていれば、事前に子供たちに伝え近づかないように注意させることができます。

犯罪やつきまとい事案の情報はお住まいの地域の警察や自治体が情報として発信しています。

例えば、警視庁では電子メール「メールけいしちょう」や無料のスマートフォンアプリ「Digi Police」を使って情報を発信しています。その他にもホームページやSNS等で情報を発信している自治体もございます。お住まいの地域の情報はできるだけ得られる環境にしておくと良いでしょう。

■メールけいしちょう
https://www.keishicho.metro.tokyo.jp/about_mpd/joho/mail_info.html

■防犯アプリ Digi Police
https://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kurashi/tokushu/furikome/digipolice.html

犯罪発生時は通報しましょう

子供が犯罪やつきまとい等の被害に遭ったときは通報しましょう。通報をためらってしまうと犯人の行動がエスカレートしてしまう可能性があります。「こんなことで・・・」と思わずに通報をお願いします。

また、子供が被害に遭ったことを言い出しにくい場合もありますので、いつもと様子が違うなど気になるときは、優しく声をかけ、断片的な情報でも警察へ連絡するようにしましょう。

行動範囲を把握しましょう

子供が出かける時は「誰と」「どこで」「何をして」「何時に帰るか」などを確認するようにしましょう。また、子供と一緒に出かける際にいつも遊んでいるところなどを把握するのも大切です。危ないところで遊んでいないか？帰り道は暗くならないか？など確認するようにしましょう。

防犯について学びましょう

警視庁は「いかのおすし」という防犯標語を活用した防犯指導を推進しています。「いかのおすし」は防犯上有効な行動の頭文字をとった標語で、子供に親しみやすいように食べ物の名前の語呂合わせになったそうです。



日頃からご家庭でも見知らぬ大人からの声かけに対する対応を話しておくことが大切です。

例えば声かけにはこんな手口があります
１．道案内
２．お菓子などの甘い誘惑
３．動物を探してほしい
４．家族からの依頼

特に子供は「家族から頼まれた」という言葉に非常に騙されやすいです。「よその大人にお迎えを頼むことはないからついていってはいけないよ」などど日頃から教えておきましょう。

もし、つれていかれそうになったり、こわいなと感じたら、とにかく【その場から逃げること】を伝えておきましょう。周囲の人に助けを求めるための練習や防犯ブザーの鳴らし方なども日頃から確認しておくと安心です。

参考：家庭と防犯　２０２１年５月号「子供の防犯対策」生活安全総務課

子供が安心して過ごせる地域を目指しましょう

いかがでしたでしょうか。

この機会に子供と防犯について考え、話し合う時間が持てると良いかと思います。子供たちが安全に過ごしていけるような環境をつくることも大切ですね。

当社赤坂店舗は子どもや女性が不審者から声をかけられるなどの何らかの犯罪被害に遭った、または遭いそうになったときに、すぐに逃げ込める場所として登録し保護する「地域防犯見守り隊」に所属しています。お近くの方は「こんなお店もあるよ」と覚えておいていただければ幸いです。

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