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2021/03/05
【店舗】鍵番号を悪用されないために
前回ご紹介した鍵番号の悪用の可能性。知らなかったというお声をいくつか頂きました。
なお当店では現在、前述の防犯上の観点からインターネットでの合鍵のご注文はお受けしておりません。
※インターネットでの合鍵購入のリスクについては前回の記事をご覧ください。
【店舗日記】『鍵番号』あなたは隠していますか?
目次
- ○ 具体的な対策
- ○ 外出時の注意
- ・①純正キー(オリジナルキー)を持ち歩かない
- ・②キーカバー・キーキャップなどで鍵番号が刻まれた持ち手の部分を覆ってしまう
- ・③鍵の番号を削ってしまう
- ・④その他
- ○ 鍵番号を守ることは防犯の第一歩です
具体的な対策
さて、ご紹介した鍵の保管についてですが、外出先では不用意に鍵を人目につく場所に置いてはいないという方も、自宅に帰って玄関先にそのまま鍵を置いている方はかなり多いようです。
番号を隠した状態であっても、ケースにしまっていても、誰もがそこにキーがあると認識でき、手が伸ばせる場所に置いているのはベストとは言えません。出来るだけ、一見して鍵自体がどこに置いてあるかわからない状態にしておくのが理想的です。
「本人もしくはご家族のみが分かる場所かつ毎日きちんと繰り返せる動線であること」、「玄関先からだけでなく玄関まわりの窓の外からも見えない場所であること」それが最も理想的な保管場所です。
慣れるまではきっと面倒に感じると思います。しかし、安全には変えられません。多少は面倒であっても、そこにしまうことを癖付けして、安心して過ごせるようにしましょう。
外出時の注意
では、外出先でのリスクを避けるために具体的にどういったことが出来るか考えていきましょう。
①純正キー(オリジナルキー)を持ち歩かない
新しい鍵を手にいれたら、はじめに合鍵を作製し、純正キーは保管用として持ち出さないと決めてしまいます。合鍵には基本的に鍵番号は刻まれませんので※、鍵の現物がなければスペアキーは作製出来ません。番号を盗み見られて勝手に鍵を作られてしまうというリスクがなくなりますので、安心です。
(※・・・鍵の種類によりご希望で店頭にて合鍵に刻印をお入れすることは可能です
建物の管理者様など、番号・本数管理目的の場合にはご活用いただけます)
②キーカバー・キーキャップなどで鍵番号が刻まれた持ち手の部分を覆ってしまう
純正キーを持ち歩く場合、他人に鍵を渡したり預けたりする機会はないが、普段使いで鍵番号が見えてしまうのは心配。そんな時は鍵番号自体を隠してしまうのがおすすめです。
持ちやすいシリコン製のもの、キャラクターや革製のもの、各種店頭にてご用意がありますので是非お選びいただきご活用ください。
③鍵の番号を削ってしまう
こちらはMIWAのPRキー
店頭で作製が禁止されているキーの一つです
このように鍵番号が刻印されています
店頭で作製した合鍵には通常鍵番号は刻まれていませんが、PRキーのようにそもそもメーカー作製のみの鍵ですと、発注した合鍵にも鍵番号が刻印された状態で入荷されます。
当店ではこの鍵番号を削り取る作業も承っております。
料金は1本440円(税込)です。
例えば会社で数名が使うお部屋の鍵で、“鍵は配るが勝手に複製をされては困る”という場合などに有効です。鍵の番号を削り取ることで、もうこちらの鍵からの番号発注は不可になります。
ただし、削った鍵番号は、当然のことながら二度と復元は出来ませんし、当店でも防犯上控えなどは取っておりません。番号が分からなくなってしまうと、以降新しい鍵の発注が出来なくなってしまいますので、この鍵の管理者であるお客様ご自身で番号を控え、安全に管理をしていただく必要がございます。
④その他
・シリンダー(鍵穴)自体を“認証ID付”のタイプに交換する
各シリンダーにセキュリティーカードが付属・設定してあり、合鍵作製時には鍵番号+セキュリティーカードの番号が必要なため、鍵番号だけでは合鍵作製が不可となります。これで鍵番号がもし他人に知られてしまっても、勝手に鍵を作ることは出来ません。
・非接触のタイプに交換する
感染予防の観点でも需要が増えている、そもそも金属キーがないタイプにする。番号が存在しないため非常に有効です。カード式、生体認証式など、さまざまなタイプがございます。
お使いになられている環境、ご使用の人数、ご予算によってご選択いただけます。様々なご提案が可能ですので、環境の変化やセキュリティーの見直しなどに際しまして是非ご相談、お問い合わせください。
鍵番号を守ることは防犯の第一歩です
いかがだったでしょうか?
鍵は閉める・開けるという動作だけでなく、とても大切な情報が詰まっています。ぜひこの機会に鍵の持ち歩きや保管について見直してみていただければと思います。
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